【講師のつぶやき】教室での声掛けで心がけること

ワンダーアカデミアSTEAMプログラミング教室 教室長の光谷(みつたに)です。

今回は教室での子どもたちとのやり取りの中で、私たちが大切にしている”声掛け”について、どういったことを気を付けているのかということをお話出来たらと思います。

教室で子どもたちに伸びてほしい力として”自己効力感”というものがあります。これは、子どもたちがある事象に対面したとき、「自分だったらできる!」という気持ちをもって取り組める力になります。
周りからの声や過去の失敗経験から出来ることへの見切りをつけてしまい、自分にとってのせっかくの成長のチャンスを逃す惜しい経験をしてしまう…ことがないように、この「自分だったらできる!」という気持ちを大人になっても持ち続けてほしいと願って子どもたちと接しています。教室での教材に取り組み、小さな成功体験・達成感を感じてもらっている中で、子どもたち自身が『これ出来なかった・・・』と制作作品を見せにきて相談に来る場面が多くあります。そんな時に大切なのが今日の表題でもある”声掛け”です。

では、自己効力感をあげるための”声掛け”とはどういったものなのか。
講師は、子どもたちに「そっか!それで、どこまではわかって、どこまではできたの?」と尋ねます。分かっていた場所はどこか、自分はどこまでだったら「できた」のかを子どもたちに確認してもらいます。そして「ここまではできたのか!」と子どもたちに自身に再認識をしてもらいます。ただ、無条件に認めるということではなく正確にどこまでできたのかを知るのです。自発的に声を上げない子どもたちや、語彙力がまだ豊富ではない子どもたちへは、時に講師が子どもたちの状況を把握し声をかけています。
声をかける適切なタイミングを見つつ、考えているのか悩んでいるのかを子どもたち一人ひとりの表情から読み取ります。

私たちが、過去に経験してきている失敗経験とは、実はただの成功への一歩なのだと考えています。うまくいかないパターンを知れたという成功です。
子どもたち一人ひとりが、大人になったとき、何かを成し遂げたいと考えて動いたときにこの力が子どもたちの助けになれるよう教室では日々コミュニケーションをとっています。

ーーー
株式会社ワンダーアカデミアのSTEAMプログラミング教室では≪論理的思考・自己効力・コミュニケーション力≫を伸ばすお手伝いをさせていただきます。自ら考え、気持ちを整理し、やり抜く力を幼児期から養うために繰り返し挑戦し続ける教室です。
保育施設や学童施設、放課後等デイサービスなどの様々な施設でも教室を展開しております。論理的な考え方と、柔軟な心を育てる教室で、子どもたちの「楽しかった!」「もっとやってみたい!」という声が溢れています♪

ーーー
教室長紹介:光谷由佳(みつたにゆか)
[有資格]保育士資格/幼稚園教諭一種免許状/小学校教諭一種免許状/児童厚生一級指導員
北陸エリアの現在9カ所の教室の運営を担当。施設は保育施設の他、学童、放課後等デイサービスでも教室を開校させていただいております。2025.9に石川県内の小学校全11か所でプログラミング教室を実施している。

\ 最新情報をチェック /

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です