プログラミング教育への想い
ワンダーアカデミアで講師をしております、細谷(ほそたに)です。
いつも着物と法被で仕事をしています。親しみを持ってほそ先生と呼んでもらえたら嬉しいです。
さて、今回はプログラミング教育について少しお話しをしたいと思います。
プログラミング教育は小学校で2020年から必修化し、2021年には中学校、2022年には高校、そして2025年には大学の共通テストにもなります。
そんなプログラミング教育を国が進めている理由は、プログラマーを育てることではなく、プログラミング的思考を育むことによる先行きの不透明な時代を生きやすくすることを目的としています。
もちろん、デジタル化が進んでいる現代において、ICTに触れることも目的としています。
ただ、プログラミング言語を扱えることやプログラミングスキルを身に付けるものではないと、学習指導要領に明記されている中で、どうしても ”プログラミング” という名前のせいでプログラミングを学習することを重視したものが多くなってしまっています。
弊社での取り組みもプログラミングを利用するのですが、実はプログラミング言語を使わない ”ビジュアルプログラミング” による学習となっています。
プログラミングスキルを学習する目的ではなく、国が掲げている『プログラミング的思考』を身に付けることに特化しているのが弊社の特徴です。
それにより小学校教育ともしっかりと連携した教育を行うことができています。
プログラミング的思考を身に付けるにあたり、プログラミング学習を行ってしまうと、様々な弊害があります。
それらを取り払い、幼児教育から行える公平な教育として行いたいと考えて開発しています。
おかげさまで、この思想は少しずつ広がっていて、プログラマーさんとお話しした時にも「こういう学習が大切ですね」とお褒めの言葉をいただけることも多くあります。
この話は話し出すとまだまだ語り尽くせないので、今回は社会の流れとその中での想いの部分だけに留めておきます。
これからも社会課題の解決に向けて、様々な機関や団体との連携もしながら、子どもたちの将来を広げる教育としての活動をしっかり勉強しながら取り組んでいきたいと思います。