【生徒作品解説】生徒作品紹介4



○ロジック性(プログラム的な面白さ)
今回の学習したプログラムは別のものであり、この作品は、デザインやイラストという部分でダイヤモンドを作りたいというお子さんの気持ちが表出した作品となっています。
○ゲーム性(ゲーム要素による面白さ)
傾けるとダイヤモンドの欠片が一斉に流れるように散りばめられていくので、散った欠片を集めるのがとっても大変です!作品を再生した瞬間から動き出すので、ドキドキする作品です。
○アイデア性(創造的な発想の面白さ)
ダイヤモンドを図形というツールで作成し、それを模様のように並べてみるという発想がとても面白い作品となっています。
○デザイン性(イラスト表現の面白さ)
最初は、図形ツールでダイヤモンドを描いていたのですが、図形同士の近づき具合が表現しずらいということを発見し、そこから解決策として自分で一つ一つのダイヤモンドの欠片を別々に描いて並べて完成させるという表現方法が面白いなと思いました。
○想像性(世界観やイメージ力の面白さ)
一つ一つのイラストをお子さんが気に入った透明度の高い色で作成し、周りの輝いているエフェクトまで作成しているところに、キラキラした空間を作ろう!という気持ちが出ていて面白いです。
【作品全体を通して】
今回は傾けるというプログラムで、ダイヤモンドがゆっくり散っていく様子がよく表現できていました。また、周りのキラキラのエフェクトは落ちないようにプログラムをつけていて、みる人に対してどの部分に注目してみてもらいたいのかというところがはっきりと伝わる作品です。図形ツールで作った形を組み合わせて、奥行のある本物に近いダイヤモンドを作りたいというお子さんの気持ちが全面に出ていて、チャレンジ力の高い作品になっています。
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同じお子さんでも、制作する作品ごとに考えるこだわりがあり、それが作品にも表れていて毎回お子さんの可能性に驚かされます。そんな子どもたちの作品へのこだわりや思いが、この解説を通じて皆様に少しでもお届け出来たら嬉しいです。