【 生徒作品解説】生徒作品紹介10


○ロジック性(プログラム的な面白さ)
全自動で球が転がってきてピンを倒していく作品で、全部のピンが倒れるのかハラハラしながら見れる作品となっています。また最後に旗に当たって旗が消えるというプログラムをつけていて、最後に見ている人がすっきりするような爽快な作品に仕上がっています。
○ゲーム性(ゲーム要素による面白さ)
全自動作品となり、操作という意味での面白さがありませんが、この作品のピンを少しでも動かしてしまうと、ピン同士が当たらなくなるため、制作の中での面白さやワクワク感があります。
○アイデア性(創造的な発想の面白さ)
ピンが倒れて下の段に落ちていき、下の段のピンに当たるように作品の両サイドに坂を一つずつ設置し倒れ続けらえる工夫があります。一段毎の最後のピンが倒れればOKという判定で作品が進んでいくのがとても面白い作品です。
○デザイン性(イラスト表現の面白さ)
ドミノ倒しの作品の難しさはピンのサイズとピン同士の間隔を調整するところにあります。イラストの大きさをそろえたり、間隔を微調整しやすいよう、図形を使って形を統一したピンを作成しているところに工夫が見られました。ともすれば、真っすぐな図形で作成しないと動きに支障の出る部分は図形で制作し、それ以外の部分は手書き感満載の作品になっているところに子どもらしさを感じます。
○想像性(世界観やイメージ力の面白さ)
普段は紫や赤、茶色を主に使用するお子さんなのですが、今回は何度も繰り返し見たくなるように、あえて同系色のピンと背景にしているところに工夫を感じました。またボールとピンの色を同じにしていることで、当たって倒れる瞬間にピンとボールが溶け込むようなイメージになっているところが面白さを感じました。
【作品全体を通して】
ドミノ倒しのゲームは、見た目の単調さとは相反するように、制作が難しい作品となります。アイテムのサイズや並べる間隔を調整しながら作成しないといけないので、何度も再調整をしながら作成を制作しています。イラストの色のバランスも考えている様子もあり、制作したお子さんの狙い通り何度も繰り返し見たくなる作品になっています。
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同じお子さんでも、制作する作品ごとに考えるこだわりがあり、それが作品にも表れていて毎回お子さんの可能性に驚かされます。そんな子どもたちの作品へのこだわりや思いが、この解説を通じて皆様に少しでもお届け出来たら嬉しいです。

