【生徒作品解説】生徒作品紹介15

ロジック性(プログラム的な面白さ)
今回の作品は”音”というプログラムを初めて使った年長さんの作品です。自分の好きな生き物を描いて、それぞれのイラストで音をつけているところが面白いと感じました。また、メスとオスと子どもの鳥なので、子どもの鳥には「子どもはまだ鳴かない」ということで音をつけないというアイデアが工夫されています。

ゲーム性(ゲーム要素による面白さ)
お子さんが設定したキャラクター構成が、鳥の家族という構成ですべてのイラストが触ったら音を鳴らしながら動くため、動く絵本のような面白い作品になっていると感じました。

アイデア性(創造的な発想の面白さ)
最初はメス(中央上部)のイラストのみだったですが、『鳴き声ってオスとメスで違うのかな?』というお子さん自身の疑問から、どんどんイラストが増えていき、最後に”シマエナガの家族”という作品になったところが、疑問点から答えを想像して作品にしていく工程が見えていて面白いです。

デザイン性(イラスト表現の面白さ)
オス(左下)は巣穴を守るために地面に立っていて、中央と右下は女の子とお母さんのシマエナガなので、お腹の模様がハート形になっています。一見同じような鳥のイラストも役割や性別を意識して作成しているところに工夫を感じました。

想像性(世界観やイメージ力の面白さ)
背景色が白色であるということを利用し、イラストすべての中の色を透明な色にしています。また、シマエナガは通常白色なのですが”雪のような色”を意識し、かつ背景と同化しないようにするために、水色を選んで枠の色として使用しています。雪景色という景観を意識し、かつ生き物の色味、本人の好きな雰囲気を存分にだして世界観を表現しています。

【作品全体を通して】
幼稚園やお家で教えてもらった、シマエナガをテーマに”動物の鳴き声”に一番ちかい音をじっくり選んで作成していました。一つ一つのイラストに違う音を入れつつ、キャラクターの家族構成もよく考えられていて、面白い作品となっています。

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同じお子さんでも、制作する作品ごとに考えるこだわりがあり、それが作品にも表れていて毎回お子さんの可能性に驚かされます。そんな子どもたちの作品へのこだわりや思いが、この解説を通じて皆様に少しでもお届け出来たら嬉しいです。

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