【生徒作品解説】生徒作品紹介11


○ロジック性(プログラム的な面白さ)
初級のゲームを制作してもらった作品になります。間違い探しのゲームで、右と左で違う部分をあえて作るって正解の判定を出すというプログラムが盛り込まれています。今回間違いな部分が3つ作ってあり、間違いそれぞれに判定のプログラムをつけているところに工夫を感じました。
○ゲーム性(ゲーム要素による面白さ)
イラストを個別で制作し並べて作った間違い探しのため、何度も制作者側が間違いの部分を入れ替えて遊ぶことができるようになっています。またシンプルな絵だからこそ、これって間違い?と何度も左右の絵を見直してしまうような内容になっていて面白いなと感じました。
○アイデア性(創造的な発想の面白さ)
ゲーム性の部分で解説した通り、イラストを個別で制作し並べ替えたり、イラストのサイズ変更をすることで間違いを作り上げることもできるような、流動的な遊びができる間違い探しの作品になっています。
○デザイン性(イラスト表現の面白さ)
背景となる空の色の部分で、グラデーションを作り上げています。この部分のポイントとして、空の情景をグラデーション込みで作成しているレベルの高さと、書き出すペンの素材も普段制作の時に使用する丸ペンではなく角ペンで制作しています。
○想像性(世界観やイメージ力の面白さ)
無駄なイラストを一切省いてシンプルなイラストを並べることで、並び替えて遊ぶことができるようにしたというお話をしていて、実際に背景がもっと混雑した内容であったら、間違いの対象になるイラストを少し移動させただけですぐに分かってしまうということで、シンプルに面白いというイメージを作品で表現しつつ、ところどころにイラストへのこだわりもあったりと世界観とイラストのバランスのとれた作品になっています。
【作品全体を通して】
こちらの作品は間違いが3つあるとお伝えをしましたが、皆さんはどこが間違いかここまで読んでいただきわかりましたでしょうか?あれ?ここ?と思った部分は実は正解で、以外なところが間違いだったということが度々おこる摩訶不思議な間違い探しです。間違いの場所をその時の気分や同じ相手と何度も遊べるようにという面白い工夫も練り込まれた作品だなと感じました。
---
同じお子さんでも、制作する作品ごとに考えるこだわりがあり、それが作品にも表れていて毎回お子さんの可能性に驚かされます。そんな子どもたちの作品へのこだわりや思いが、この解説を通じて皆様に少しでもお届け出来たら嬉しいです。

